まいど～も！「まいどナショー」からお届けする今回の記事は、秋田県知事のクマ駆除苦情対応の話題です。

秋田県の佐竹敬久知事が、クマ駆除への苦情電話に対する対応方針を明らかにしました。知事は、乱暴な態度で一方的に主張する電話は「すぐ切る」と断言し、「お付き合いする必要はない」と強調しました。

背景には、秋田県で深刻化するクマ被害があります。2023年10月時点で、46件53名の人身被害が報告され、捕獲頭数も1030頭に達しています。この状況を受け、県は積極的な駆除方針を打ち出しましたが、同時に「クマがかわいそう」「なぜ殺すのか」といった抗議の電話が殺到しました。

佐竹知事は、これらの抗議電話を「業務妨害」と位置付け、通常の業務に支障をきたすとして、対応に線引きをする姿勢を示しました。一方で、丁寧に名乗り、用件を伝える電話には対応する方針も示しています。

（出典 news.tv-asahi.co.jp）
知事の「お前のところにクマを送る」という発言は、強い表現を含んでおり、注目を集めています。この対応は、行政の業務効率と市民との対話のバランスを取る難しさを浮き彫りにしています。

クマ駆除を巡る議論は、人間と野生動物の共生という根本的な問題に触れており、簡単には解決できない課題です。一方的な主張や感情的な抗議ではなく、建設的な対話が求められています。

クマ駆除への対応は難しい問題やけど、お互いの立場を理解し合うことが大切やね。